12月6日(土 )~12月12日(金)
岡山県井原市在住の仁城さん、木の素材そのままの風合いを残しながら丁寧に施した拭き漆の仕事。簡素でありながら凛とした気配が漂います。普段にたくさん使って頂きたい便利な応量器、見事な入れ子は収納も大丈夫です。お楽しみにお出かけください。
●お椀、盆、蓋物、重箱などなど。
11月25日(火 )~11月29日(土)
工藝サロン梓が休日の月曜日、月一回のお稽古を続けてきました。 静かで控えめな先生、それぞれに個性豊かな生徒たちと良い交流を重ねて10年経ちました。
鉛筆デッサンですが、<輪郭を描かない、重さを描く、光を視る>難しさにまだまだ苦しんでいます。
11月15日(土 )~11月21日(金)
遊び心たっぷりのセーター、ふしぎな造形は着る人の気持ちをうきうきさせてしまう魔法のよう。優しい色で染め上げた糸を操るMAMIKOさん。梓では初めてのご紹介です。 MAMIKO KNITで寒さ対策は大丈夫!!
●ミニポンチョ、ベリーチュ-ブ、ネックチューブ、羽織りもの、セーターなど
10月10日(金)~10月14日(火) ・会場:ギャラリーissue
デンマーク在住のKirsten Slothの作品をご紹介致します。 石造りの工房はオーフスの町の中、中庭を挟んで青いクレマチスが壁を這い、小さな植物を楽しむ心豊かな暮らしぶりです。 赤い色味が特徴の作品は、ユトランド半島の土を使い1200度で焼き上げます。 彼女は生活の道具を中心に制作し、機能と美しさを求めるかつての日本の民藝運動の制作者のたちの仕事にも関心を寄せていました。 北欧ならではの色の感覚、縞や市松文様にどこか懐かしさを覚えます。京都での初めての展覧会、どうぞお楽しみにお出かけください。
*ポット、ピッチャー、蓋物、鉢、皿、等など
■作者プロフィール デンマークオーフス在住 1938年生まれ Det Jyske Kunstakadami, 1972-75
10月17日(金)~10月19日(日)
魔を除ける、子孫の繁栄を願う、また豊かに暮らせるようにと様々な文様に、祈りをこめて織り上げる敷物。馬藍は時を経て、更なる深さを秘めていきます。 MUNIの上質な美しい手仕事をどうぞご覧下さい。 今回は、椅子用のサイズなどもふくめ使いやすい大きさを揃えました。
10月10日(金)~10月14日(火) アトリエanにて
好きなバロック音楽を聴きながら、本業の傍ら独自の方法で小さな漆の額を造る柳さん。 今回はCDを入れる額を中心にご紹介致します。
味わいのある〈遊印〉ともどもお楽しみください。
9月23日(火)~9月27日(土) 鎌倉古陶美術館にて 工藝サロン梓15周年を機に初めての公募展です。たくさんの応募者の中から、梓プロデュースのユニットの為に選ばれた12人の仕事をご紹介いたします。若い力を結集した、新しい作品群をどうぞお楽しみにお出かけください。
■木工: 菅原 博之 (埼玉) 山地 裕之 (香川) 木村 洋章 (岐阜) 佐村 奈都子 (広島) ■ガラス:今井 美智 (石川) 手塚 えりか (東京) ■箒:吉田 慎司 (東京) ■革:小坂 奈保子 (神奈川) ■漆器:矢澤 寛彰 (神奈川) ■灯り:村井 賢治 (滋賀) ■織:前田 温世 (静岡) ■彫金:齋藤 昌也 (神奈川)
8月30日(土)~9月9日(火) ・会場 鎌倉古陶美術館
大胆で伸びやかな構図と意匠、絞り染めの既成概念を覆す安藤さんの作品世界をまずはご覧下さい。 安藤さんは作品制作の傍ら、日本のみならず世界各地で伝承されてきた絞り染めを蒐集されてきました。また技法の研究、貴重な文献資料を発表されるなど研究者としての一面もお持ちです。今回は浮世絵に描かれた絞り染めも含め、膨大なコレクションの一端をご紹介致します。 絞りの世界ではよく知られている豊後絞りは別名『三浦絞り』と呼ばれ、鎌倉時代三浦一族が豊後の国(大分)に下向したことに端を発しています。 この企画をきっかけにして、今は幻になりつつある三浦木綿の存在を知るに至り、緩やかに伝播していった麻から木綿への時代の動きが感じられました。 このたびは、鎌倉古陶美術館のご協力を得て企画が実現し、三浦一族との由縁の深い鎌倉で皆様にご紹介できることは大きな喜びです。 緑濃い北鎌倉の風情の中で、ゆっくりと絞り染めの世界をご堪能ください。
8月21日(木)~8月26日(火) ぎゃらりい一色にて
秋風を感じたら、ストールを一枚もって街に出よう。 単色でシンプルな織物に、ちいさなピコットが肩で、胸で揺れる。『織り/城地しげ子』
着込むほどに体に馴染む革、十日町で染められたという。絹の様な薄さと柔らかさが新鮮で、革ということすら忘れる。『革の服/鳥居佐衣』
藍で染めた後、柿渋をかける。板締めの技法を駆使して布を生み出す独創的な染め人。『染め/山田弘美』
7月5日(土)~7月11日(金)
大きなチェックの三角エプロン、しっかりした布地のお仕事派エプロン、今朝はどれにいたしましょう。 自在にステッチをかけ、ポップな配色で仕上げた小物たちも登場。素敵な一日の始まりを予感するキッチングッズのいろいろ、銅をたたいて作ったミルクパン、モーニングカップやお皿なども併せてご紹介いたします。 『エプロンで過ごす毎日』文化出版局より発売記念
6月21日(土)~6月28日(金)
最近のイシス更紗はモノトーン寄りの傾向があります。 白・濃紺・深い茶・灰・鼠・・・それにたとえば赤やミドリを使っても、少ない色数で複雑な陰影を表現した、他所では見たことのない更紗だと思います。 更紗作りにかかわってきて、気付くと20年ほどが過ぎ去り、いくらかイシスとしての特徴が出てきたような気がします。
6月5日(木)~6月7日(土)
伸びる、プリーツ加工、絹のような柔らかさ、今迄の革の概念を覆す鳥居佐衣さんのデザインする革の服。 着込むほどに体に馴染み、素材をまとう事で力を頂く、その奥深い魅力的な素材に驚く事しきりです。 ヨーロッパ、日本の優れた素材を使い、熟練した職人の手で一点ずつ丁寧に仕上げます。古代から人類が身につけている、天然の素材の素晴らしさをどうぞ手に取って実感してください。 (モデルはお嬢さんのASUKAさん)
5月24日(土)~5月30日(金)
藤原満喜さんは秀逸な職人技と、抜群のセンスをあわせ持つ竹の編みびと。 山田弘美さんは30年のキャリアから工夫をこらした独創的な布を生む染めびと。 互いの技に魅かれた二人が合作して、出来上がったのがこのおしゃれな竹篭です。まるでスカーフをふわっとかけただけの感じが新鮮です。ふたつと同じもののない染め布のバリエーションから、あなただけの竹篭を探しにいらっしゃいませんか?
4月12日(土)~4月19日(土)
モダンアートを彷彿させる幾何学的な織り。鮮やかな色づかいのつづれ織りは、デニッシュキリムとでも?。タピストリーを中心に。水彩画のモチーフも圧巻。
3月15日~3月21日
三種類の絹糸を染め、綾織りで仕上げただけのシンプルな四角いスカーフ。 四隅につけた小さなピコットが胸元で、肩で揺れるのが楽しい。 春風に誘われ、お気に入りの一枚を見つけにお出かけくださいませ。
2月16日~2月22日
魔を除け、福を招くと言われる、京都は嵯峨野に伝わる張り子の面。少しユーモラスでどこか愛らしい面の数々は、和洋を問わず部屋の飾りにもなりましょう。お多福、ひょっとこ、稚児、観音、鬼など様々です。錫漆の京都の川勝さんとは偶然、美大時代の同級生とのこと。ゆかりを面白く感じ展覧会につなげました。 *錫漆器を使って、上原千代美さんに素敵な食卓の演出をしていただきます。併せてお楽しみください。
1月19日~1月25日
暮らしに寄り添う為に作られ続けてきたロングセラーの道具の数々。ライフスタイルが変わっても、今風に傍においておきたいもの。全国から沢山の優れものが揃います。お楽しみにお出かけくださいませ。 ◆ ガラス・・・小谷 真三 ◆ あけびかご・・・中川原 信三 ◆ 手紡ぎ手織り・・蟻川工房 ◆ 陶・・・沖縄 他 ◆ 鋏 ◆ 和紙 ◆ 竹かご 他